- パンダスタジオレンタルはどんな会社?
- パンダスタジオレンタルでどんなドローンが借りれるの?
- パンダスタジオレンタで借りるメリット・デメリットは?
ドローンのレンタルを調べている検索結果に出てくるパンダレンタル。
この会社でもドローンのレンタルサービスを行ってます。この記事では、ドローンパイロットの観点から、パンダレンタルを徹底分析していきます。
様々なドローンレンタルの会社を分析している著者が、ほかの会社と比べてメリット・デメリットをこの記事では紹介します。
この記事を読めば、パンダレンタルでドローンを借りるべか、借りないべきかの判断ができるようになります。
結論:映像作成に関わっている人であればありでしょう!ドローン以外の機材が豊富です。ドローンを飛ばしたい人やドローンを楽しみたい人は別の選択肢があります。
パンダスタジオレンタルはどんな会社?
パンダスタジオレンタルを運営している会社は、株式会社PANDASTUDIO.TVです。
株式会社PANDASTUDIO.TVはテレビと放送と大きな関わりを持っています。
テレビなど一度は、聞いたことのある、東京テレビセンターや、浜町スタジオの事業継承しているのが、株式会社PANDASTUDIO.TV。
東京テレビセンターとは
浜町スタジオ
このスタジオはテレビ放送の黎明期から「浜町スタジオ」として知られ、日本の民放放送の発祥の地であり、ジブリ映画など日本を代表するアニメ作品の誕生の場でもありました。
現在の運営は、パンダスタジオに運営が引き継がれています。
テレビ作成に関わっていた強みを生かして、スタジオレンタルや機材のレンタルを行っている会社です。
番組撮影でもドローンは使われるので、ドローンレンタルサービス提供を行っている流れになります。
パンダスタジオレンタルのコンセプトは、「テレビに関わるプロが使ってみたいと思う理想のレンタル屋を追及する」です。
ドローン以外にも、映像作品の作成使えるカメラや、三脚、防水カメラ、マイク、モバイルルーター。様々なものをレンタルしています。
レンタルできるドローン
Mavic Mini | Air2S | Phantom3 Profesional | |
---|---|---|---|
重量 | 199 g | 595g | 1280g |
飛行時間 | 最大18分 | 最大31分 | 最大23分 |
カメラ | 12MP | 20MP | 12.4MP |
障害物 センサー | 下方のみ | 前後上下 (4方向) | なし |
購入価格 | 46,200円 (参考価格) | 119,000円 (参考価格) | 175,000円 (参考価格) |
レンタル 価格 | 13,662円 (2日レンタル) | 11,396円 (2日レンタル) | 18,986円 (2日レンタル) |
パンダレンタルの特徴でもありますが、レンタル期間が長くなると、1日あたりの料金が安くなります。
ほかのドローンレンタルサービス会社と価格を比較
人気のAir2Sの価格を他のレンタルサービスを比較します!
- パンダレンタル 11,396円(2泊3日)
- ドロサツ 9700円(2泊3日)
- レンタルネット 11,600円(2泊3日)
- スカイシーカー 10,400円(2泊3日)
- ロボットシェア 9,240円(2泊3日)
一部会社は配送料金が発生する場合があります。また付属オプションは考慮してません。
単純に各レンタル会社で提示されている価格を並べました。
ただ、パンダレンタルは最安値保証を行っています。
同じ機体、実際に利用したい条件(レンタル人数や、送料込みの金額)を比較して、パンダレンタルが高い場合に限り、最安値保証が利用できます。
下記のメリットで紹介しますが、パンダレンタルは中長期的にレンタルすると、1日あたりの料金が安くなります。
最安値保証の詳細に関しては、下記から
▶︎ 【公式サイト】パンダスタジオレンタルの最安値保証について
パンダスタジオレンタルでドローンを借りる方法
パンダスタジオレンタルでドローンをレンタル方法をステップごとに紹介します。
他のレンタルサービスと、大きな変わりはありません。
まずはパンダスタジオレンタルに個人情報を登録します。登録のためには下記の情報が必要です。
- 名前
- 住所、連絡先
- メールアドレス
- パスワード
- 本人確認書類の添付
個人で利用する場合は、運転免許書、マイナンバーカード、パスポート+補助書類、保険証+補助書類、在留カード、特別永住者証明書の本人確認書類を画像で提出します。
パンダレンタルが個人情報を確認してからレンタル可能になります。
加えて、利用規約の確認も必要です。
利用規約を確認しての注意点は下記にて紹介します。
注文は全てオンラインでします。
14時までに発注すると、当日発送してくれるようです。
空撮時に空撮時の予備の1機として、重宝しそうなサービスです。
レンタルしたい商品は、前日に届きます。
どの商品も前日に届くのは嬉しいサービスです。
基本的には宅配便でレンタルする商品が届きますが、店頭受け取りも可能です。
また5万円以上のレンタルで、機材運搬車を無料で貸し出してくれるようです。
ドローンだけでは5万円を超えるのは難しいでしょう
集荷もほか会社に比べて、返却の期限が良心的です。
宅配便の営業所からの発送や、コンビニから発送する場合は最終日中に発送をすれば問題ないです。
ほかのレンタルサービスだと、最終日の17時までのケースがほとんどです。
言い換えると翌日までに確実に、レンタル会社の事務所に到着するような手配が必要となります。
エリアによっては、集荷も行っているようです。
東京23区にお住まいの方は、時間に余裕のもったフライトが可能です。
パンダレンタルでドローンをレンタルするメリット
パンダスタジオレンタルでドローンをレンタル借りるメリットを見ていきましょう。
多数のレンタル会社を比較してきたので、パンダレンタルだからこそのメリットを紹介します。
他社と比べて、パンダスタジオレンタルのメリットは下記の4つです。
前日に必ず到着。返却はその23時59分まで
パンダレンタルスタジオは、必ずレンタル開始日の前日にドローンが届きます。
ほかのレンタル会社によっては、レンタル期間によって異なりますが、前日に届かない場合があります。
パンダレンタルはそうではないので、自宅から現場に届くのは非常に助かります。
返却のレンタル最終日中に手配を行いましょう。
他のレンタル会社ですと、翌日にレンタル機が必着の場合があります。
翌日必着にすると、最終日のフライトを早めに切り替える必要があります。
パンダレンタルであれば、夕日の撮影をしても、問題なく返却の手配が可能です。
ドローンフライトは時間にゆとりがあればあるほど、安全にも繋がりますので、返却時間にゆとりがあるのは大きなメリットです。
中長期レンタルがお得
パンダレンタルは中長期的にドローンをレンタルするとお得です。
1日当たりのレンタル料金が、日数が増えると安くなります。
例えば、今でも人気が高いDJIAir2S(機体のみ)の場合
- 7日以上レンタルすると → 1日あたり2849円
- 3日以上レンタルすると → 1日あたり3795円
- 2日程度のレンタルだと → 1日あたり5698円
ドローンの飛行は、天候に左右される場合が多いです。
晴れていても、風が強い場合もドローンを飛ばすのは危険です。
風に煽られて、墜落するケースもあるので、ある程度の期間を借りることをおすすめします。
パンタレンタルは借りる日数が増えると、1日あたりの料金が安くなるのは、大きなメリットです。
レンタル開始4日前までキャンセル料なし
レンタル開始4日前までは、キャンセル料が発生しません。
他のレンタル会社だと、予約をするとキャンセル料が30〜50%程度発生します。
ドローンはどうしても、天候に左右されますし、飛行エリアの調整が必要です。
ドローンを予約したにも関わらず、ドローンの飛行が予定していた日が全て雨。
さらに飛行場所に許可の兼ね合いで、飛行を中止せざる得ない場合が出てきます。
飛ばせないのに、キャンセル料を支払いのは、なんか納得できないですよね。
パンダレンタルであれば、4日前までにキャンセルすることによって、キャンセル量が発生しませんので安心してフライトの予定を立てれます。
5500円以上で送料無料
5500円以上レンタルする場合は送料が無料。
ドローンは箱に梱包すると非常に大きいです。そのため、配送料もそれなりの金額がかかってきます。
パンダレンタルであれば、レンタルできるドローンは基本的には5500円以上なので、送料を気にせず発注できます。
DJI Telloは5500円以上にはならないので、注意が必要です。
ほかのレンタルサービスによっては、ドローンのレンタル料金は安く見えますが、別途送料と提示している会社もあります。
明朗会計はレンタルする側としても、予算の計算をしやすいので助かります。
パンダスタジオレンタルでドローンを借りるデメリット
パンダスタジオレンタルでドローンを借りる時のデメリットを紹介します。下記の3つです。
デメリットに関しては、他の会社と同じようなデメリットです。
紹介するデメリットを解消しているレンタルサービスもあるの事実です。
レンタルできるドローンが少ない
パンダレンタルでレンタルできるドローンは、6種類です。
2023年11月中旬に記事を作成していますが、Mavic3の在庫がない状態で、レンタルできませんでした。
最新のAir3やMavic3Proなどはレンタルできません。
しかし空撮するだけであれば、十分可能な機体が揃っています。
パンダスタジオレンタルは映像制作に携わっている会社なので、「さすが」という印象です。
ただ1世代の前ドローンと今のドローンを比較すると、衝突を防止する安全センサー少なかったり、バッテーの性能が低いので、飛行時間が短いなどのマイナス点があります。
空撮ではなくドローンの飛行をより楽しみたい人は、ほかのレンタル会社をおすすめします。
他人対物の保険がない
ドローンの飛行は墜落などの危険と隣合わせです。
操作ミスなどで墜落した場合は、人にぶつかったり、他の人に物にぶつけて、壊してしまう場合もあります。
その場合、操縦者が損害を支払うケースがあります。
損害保険などのに、機体が入っていれば、保険を使って損害を支払えます。
しかし、パンダレンタルのドローンは損害賠償保険には入っていないので、自分自身で短期が入れる損害保険に加入する必要があります。
ドローンの飛行は、飛行計画の立案、飛行場所の許可取りなど、準備が必要です。
準備に加えて、レンタルのための保険を選ぶのは大変だと思います。
メモリーカードは別途レンタル
パンダレンタルでドローンを借りる時は、メモリーカードが付属していないので注意が必要です。
DJI機は内部メモリーでも空撮データを保存できますが、たくさんの動画は保存できません。
空撮したが、容量が足りないと撮影ができません。
他のレンタル会社の場合、メモリーカードが無料で付属してくる会社もあります。
メモリーカードに関しては、自分で購入して、持つこともおすすめです。
自分で持つことによって、ドローンを返した後にゆっくりとデータの管理ができます。
レンタルだとどうしても、返却期限があります。
自分でメモリーカードを持っていれば、そんな必要はありません。
DJIドローンと相性が良いメモリーカードは下記のメモリーカードです。
パンダスタジオのまとめ
パンダスタジオは映像作成に関わっている会社。そのため映像作成に使用される機材には、非常に強みがある会社
映像作成の一部として、ドローンがある印象でした。
すでにドローンを使って、映像作品を作っている人であれば、パンダレンタルでドローンを借りても良さそうです。
これからドローンを初めたい人、ドローンを試してみたい人は別のレンタルサービスの方が良いと思います。
初心者の向けのDJI Miniシリーズをレンタルしている会社や、保険が充実している会社を選ぶのも選択肢になると思うので下記の記事も参考にしてみてくれださい。
今回も最後までありがとうございました。
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